「虹の橋」の詩
(KENZO訳詞)が
本になりました。
『さよならの合図―ペットロスから再び笑顔を取り戻すまでの90日間』
著者:松田朋子
出版社:メディアファクトリー
■天国への樹-植樹協会
Trees to Heaven天国への樹 を地上にもという願いから、 天国への樹植樹活動を行うことを主な活動としています。
グリーフワークとはの悲しみのプロセスです。
愛するペットの死…。それは、飼い主として、家族として、見送る者の心に大きな負担がかかります。
人として、この危機的状態に手を差し伸べ支援するには人の悲しみ (悲嘆・グリーフ)を知らなければ出来ないでしょう。
人は死別などによって愛する人やペットを失うと、大きな悲しみである 「悲嘆(GRIEF)」を感じ、長期に渡って特別な精神の状態の変化を経ていきます。
遺族が体験し、乗り越えなければいけないこの悲嘆のプロセスを、「グリーフワーク」と言います。
この悲嘆の状態は、心が大怪我をしたような状態ですが、自然に治癒の方向に向かいます。
遺族はやがて、ペットが天国へ行った環境に適応して、新しい心理的・人間的・社会経済的関係を作っていきます。「グリーフワーク」を経ることで、人は人間的に成長するのです。
この「グリーフワーク」のプロセスを支えて見守ることが「グリーフケア」です。
悲嘆は愛するペットを失った人が体験する正常な反応であり、誰もが「グリーフワーク」のプロセスを歩みます。
「グリーフワーク」のプロセスには、個々人によって違いもありますが、一般的なパターンがあります。この一般的なプロセスを正常な「グリーフワーク」とすれば、これからズレた病的な「グリーフワーク」の状態もあるのです。
「グリーフケア」は、人が正常な「グリーフワーク」を歩むようにサポートすることです。
グリーフワーク(Grief Work)グリーフワーク(後悔・絶望・特に死別などによる)は、深い悲しみ・悲痛などの「悲嘆の作業」と訳されています。
人は、愛する者を失うと大きなストレスを心に受け、そのストレスを開放しなければ心が壊れてしまいます。そのストレスを開放するには悲しみなどの現実を直視し、感情を吐露しなければなりません。その過程や作業をグリーフワークと言います。
グリーフケア(Grief Care)大切な愛するペットを亡くされた方に対する心のケアで同じグリーフでも異なり、グリーフワークは遺族自身が行いますが、グリーフケアはペットを亡くした遺族に対する周りからの心の心配や心配りなどを意味します。
命には限りがあります。
特に、小さな動物は人間よりもはかない寿命で、死を迎える事を自覚し、より良い人生を送るには人の悲しみや痛みを知る事は有意義ではないでしょうか?
ペットロスの痛みからの回復と再スタート
グリーフは人生で体験する大きな出来事のひとつですが、単にペットロスの痛みからの回復というだけでなく(実際はそれだけでも大変なことですが)、愛するペットを失ったつらい体験を人生の転機と受け止めて、新しい自分を発見し、人生を新たにスタートする機会とすることも可能です。自分に優しく、自分をいたわる時間と、自分を見つめる勇気、そして必要なら専門のグリーフカウンセラーのサポートを受けて、上手にグリーフに対処して成長の機会としてください。